別名:アザリス 、ラビエル、イスラフェル
階級:座天使(スローンズ)、力天使(ヴァーチュズ)、大天使
守護と役割:癒し、医療、健康
象徴:杖、水筒、風
光の色:エメラルドグリーン
守護惑星:水星、木星
守護星座:ふたご座、おとめ座
チャクラ:第四チャクラ(ハート)、第六チャクラ(サードアイ)
キーワード:癒し、医療、福祉、健康、旅、旅行、サイキック能力の開花
大天使ラファエルの別名と由来
ラファエルの名前は「神は癒す」「神は癒した」ということを意味します。
ヘブライ語には「rapha」という単語があり、「医師」や「ヒーラー」を意味し、大天使ラファエルを元に生まれた言葉だと考えられています。
大天使ラファエルの言い伝え
大天使ラファエルは、旧約聖書「トビト書」に記されている天使です。
信心深いユダヤ人のトビトは、妻アンナ・息子トビアスと共に暮らしていましたが、歳を重ね、目が見えなくなってしまいます。目が見えなくなったことにより、自分の死が近づいていることを察したトビトは、人に貸しているお金を返してもらうために、息子であるトビアスに旅に出るよう指示をします。その旅には、神が派遣した大天使ラファエルが人間の姿をして、一緒に旅をしたといわれ、道中、魚の内臓を使い、目が見えるようになるための薬品の作り方を教え、その薬を使うとトビトの視力は回復したといわれています。
この聖書によるエピソードから、ラファエルは、医療や健康に深い関わりがあるといわれています。
トビアスの旅を最後まで見守り、トビアスと共に旅をしていたため、大天使ラファエルは、旅の安全をサポートする天使としても知られています。大天使ラファエルが、目が見えるようになるための薬の作り方を知っていたことから、サードアイチャクラやサイキックな能力の開花を促してくれる天使でもあります。
大天使ラファエルは、大天使ミカエルと協力し、低いエネルギーから人々や建物を守り、本来あるべき場所へ連れていきます。聖書外典の中にある「ソロモンの遺訓」には、大天使ラファエルがソロモン王に六芒星の指輪を与え、その指輪を使い、悪を成敗したといわれています。
大天使ラファエルの特徴としるし
言い伝えにあるように、旅の安全を見守る大天使ラファエルは、杖や水筒を持った旅人のような姿で描かれることの多い天使です。杖や水筒を持参し、長い距離を歩かなければならないような旅の時も、近くを一緒に歩き、見守っています。
ラファエルは風を司り、風は目では見えませんが、そこに存在している空気やエネルギーがあるということを教えてくれます。風は呼吸とも関係があり、呼吸をすると空気に流れがあることを感じることができます。このことから、心地よい風や呼吸を感じたら、大天使ラファエルが側にいて、見守っています。
大天使ラファエルからのメッセージ
あなたが、心や身体の不調から不安に感じたら、すぐに大天使ラファエルを呼んでください。
大天使ラファエルは、エメラルドグリーンの光を使い、痛みや不快感を和らげます。
健康的に過ごし体調管理をすることは、あなた方のエネルギーを高く保ち、ポジティブなエネルギーを呼び込みます。
自分が癒されていれば、わたしたち天使のように人々を優しく包み、この地球上でも天使たちと同じように、人々を癒すことができます。
ライター紹介
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- おおぐちかおり
- 幼い頃からスピリチュアルな体験をしており、その体験を通して、天使を知り、大好きになり、今に至ります。天使からのメッセージを分かりやすく伝えることを目標にしています!天然石も好きでハンドメイドのアクセサリーや、サンキャッチャーを製作しております。
http://ameblo.jp/happy8angels/