福島県といえば、忘れもしない東日本大震災が発生し、 甚大な被害をもたらした場所。
古代亀石のある福島県田村市も福島第一原発から半径20キロ圏内に位置しており、2012年4月1日までは入ることが禁止されていました。震災後の除染活動により、古代亀石のある都路町にも、現在は足を踏み入れることができるようになりました。
パワースポットとしても知られる古代亀石は、高さ10.7メートル、周囲50.5メートル、重さ2,800トンあるそうです。
古代亀石の言い伝えとして、無病息災をあらわす、鶴は千年亀は万年の「亀」によく似た形をしていたため、近所の住民がしめ縄を張って崇拝したことから始まったそうです。石の上部に天狗が降りて足跡を残したといわれ、地域の人々が掃除をして今日まで守り続け、パワースポットとなった亀石なのです。
天狗といえば猿田彦命(さるたひこのかみ)を思い浮かべてしまいますが、福島県田村市の古代亀石に降り立った天狗とは、シリウス星系の人々といわれています。石には何らかのエネルギーを溜める装置として、古代から使用されていきましたが、古代亀石にも例外なくエネルギーが宿っており、宇宙にも、地球内部世界「アガルタ」にもそのエネルギーは届けられているとされています。そのため、UFOの発着場ではないか?という説もあります。
筆者も、古代亀石の見える位置に車で到着した瞬間、初めて大きなゾクゾク感がありました。決して、幽霊のような存在の放つゾクゾク感ではない、普段の生活では感じることのできないような、そんなエネルギー体を感じるパワースポットでした。
登山口から上っていくと、古代亀石を間近で見ることができます。そのまま古代亀石に近づこうとすると、亀の頭の部分の石に乗ってしまうことになりますので、くれぐれも、参拝の際にはご注意ください。
近くで見る古代亀石は本当に大きく、下から見たときはそんなに高いところにあるように感じなかったのですが、上から見ると、学校の校舎の屋上かそれ以上の高さの場所にあることに気づかされます。自然の状態のままの場所ですので、掴まれるような棒や転落防止の柵などは一切ありません。登山口から上られる方は、気を付けてくださいね。
筆者の体験談として、古代亀石の頭の上に気づかずに乗ってしまったからか、ブーブーブーブーという大きな機械音が上空から聞こえたので慌てて降り、下にいたドライバーに確認したところ、「そんな音は聞こえなかった」と言われるという、乗ってしまった本人にしか見えない、聞こえない現象に出会うかもしれません。
また、この付近でのUFOの目撃情報もありますので、本当にUFOの発着場だとしたら、間近でUFOを目撃することもできるかもしれません。
ただ、なんといっても、ここは神聖な場所ですので、遊び半分の軽い気持ちで行くと、思わぬ怪我に繋がりかねませんので、敬意を持って参拝してパワースポットとしてのエネルギーを感じられてはいかがでしょうか?
古代亀石
所在地:福島県田村市都路町岩井沢字強梨
アクセス
● 磐越東線JR船引駅からタクシーで30分
● 磐越自動車道船引三春ICから車で40分
ライター紹介
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- スピペディア編集部
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