京都の鞍馬寺は、たくさんの伝説がある不思議なパワースポットとして有名です。
鞍馬寺には、まず650万年前に、なんと護法魔王尊(天狗の総帥・サナトクマラ)が、金星から降りてきたというすごい言い伝えが残っています。源義経(牛若丸)が17歳の時に修行を行った場所としても知られていて、鞍馬寺で天狗から武術を学んだという伝説もあります。 歌人で有名な与謝野夫妻は、あししげく鞍馬寺に通い、たくさんの歌を残しました。鞍馬寺の霊宝館の手前には、与謝野夫妻の歌碑やかつては荻窪にあった与謝野晶子の書斎があります。
インドでは国家資格の一つであり、世界中に広まっているレイキというヒーリング手法も発祥の地でもあるとも言われています。数々の伝承から、鞍馬寺が物凄いパワースポットであることは間違いありません!筆者は、まだ紅葉が残っている12月の初旬に鞍馬寺を訪れました。鞍馬駅には、大きな天狗の像があります。
鞍馬山は、山自体が御神体。「九十九折参道」を歩いて登ることもできますが、体力に自信のない方はケーブルカーもありますので、ご安心を!片道100円で、本殿の近くまで登れます。
筆者は、ケーブルカーを利用しました。ケーブルカーから写真を撮影したら、不思議な写真が撮れましたよ。さすが、パワースポット。
鞍馬寺の最強スポットは、「金剛床」と言われています。「金剛床」とは、本殿金堂の前に広がる石床のこと。本殿金堂の前には、大きな六芒星が描かれています。この六芒星は、「宇宙のエネルギーである尊天の波動が広がる様子を表した曼荼羅」なのだそうです。
この六芒星の上に立つと宇宙のエネルギーを感じることができて、敏感な方は体が暖かくなったりするそうです。六芒星の中心に立ち両手を大きく広げ、空を仰ぐと宇宙と一体化し、願いが叶うと言われています。筆者は親と妹と一緒に鞍馬寺に行き、すっかりスピリチュアルモードというか、ツアーで訪れ家族旅行を楽しむモードになってしまい、六芒星のことをすっかり忘れていました…。これを読んでいる読者の方は、ぜひ試してみてくださいね!
そして、奥の院は鞍馬寺最大の聖地とされています。奥の院は、岩山の上に建てられていて、護法魔王尊が太古の昔この岩山に降り立ったのだそうです。この魔王殿のあたりも、すごいパワーを感じられるそうですよ。筆者は、奥の院まで行かなかったので、事前によく下調べをすればよかったと思いました。(なので、残念なことに写真がありません…。)
ちなみに、通常神社では狛犬や金剛力士像がその場所を守っていますが、鞍馬寺は虎がその役目を果たしています。虎は毘沙門天の使いです。毘沙門天が虎の月、虎の日、虎の刻に鞍馬寺に現れたので、虎になったのだそうです。鞍馬寺には、いたるところに虎がいるので、もしよかったら探してみてくださいね。
近くには、京都で有名なパワースポット貴船神社もあるので、鞍馬山を訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
総本山 鞍馬寺
所在地:京都府京都市左京区鞍馬本町1074番地
URL http://www.kuramadera.or.jp
ライター紹介
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- みーこ
- スピリチュアルカウンセラー・講師、フリーライターをやらせてもらっています。 主婦でもあり、趣味は、読書、旅行、音楽(J-pop)、美容、占いなどです。 楽しく生活できて、生きるヒントを伝えていけたらなあ、と思っています(^^♪
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