京都府京都市左京区にある貴船神社は、全国に500ほどある貴船神社の総本宮。 水の神である高龗神を祀り、日本各地から料理や調理業、水に関連する商売の方々から信仰を集めています。 近くに貴船川が流れ川床もあり、美しい自然に囲まれ、涼みながら鮎料理を楽しむこともできます。 貴船神社と言えば、鳥居をくぐる前に通る赤い灯籠! 風水師の李家幽竹さんによると、この場所もエネルギーが強く、パワースポットなのだそうです。
実は貴船神社といえば、丑三つ刻に藁人形を打つ。。。という儀式で有名なのですが、女子には縁結びで人気がある神社です!
筆者も以前女子旅で訪れ、筆者の別の友達も女子旅で立ち寄ったと言っていました。貴船神社とは京都の女子旅に欠かせないパワースポットなのですよね。
貴船神社が縁結びの神社とされる由縁は、日本神話にあります。 天孫瓊瓊杵尊(ニニギ)が磐長姫命の妹の木花開耶姫と結婚しようとしたとき、姉妹の父である大山祇命は、木花開耶姫の姉の磐長姫命も一緒に結婚して欲しいと言いました。 ところが、天孫瓊瓊杵尊は木花開耶姫だけと結婚。 残された磐長姫命は、「それならば、私は縁結びの神として良縁を授けん」と言って、貴船神社に留まったそうなのです。
また、後拾遺和歌集には和泉式部が京都の貴船神社に参拝した時に「恋に悩んで苦しんでいる」という短歌を歌ったところ、貴船明神から「そんなに恋に思い悩んではいけない」という返事が返ってきたということが書かれています。 その後和泉式部は、夫の藤原保昌と夫婦円満に暮らしたという逸話があります。
ちなみに、貴船神社が丑の刻参りで有名である理由は、貴船明神が貴船山に降臨した時間が「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」だったため。 その丑の刻に願いをかけると心願成就すると言われていたそうです。 つまり、呪咀は本来の意味では無いのです。 時代とともに、その意味が変化してしまったとのことです。
実は、筆者は旅行で京都に訪れた際に新幹線に一眼レフのレンズを忘れてきてしまい嘆いていました。 しかし、何と貴船神社に着いてしばらくした後「レンズがありました」という電話が駅員さんからかかってきたのです。 心願が叶ったのかもしれません! その後、レンズを無事に宅急便でホテルへ届けてもらいました。
また、貴船神社は絵馬の発祥地であるとも言われています。 平安時代に歴代の天皇が勅使を遣わし、雨乞いや雨止みの儀式を行ったそうです。 日照りが続き雨を降らせたいときは「黒馬」に、長引く雨を終わらせたいときは「白馬」に祈願をしていました。 その後生馬ではなく、木の板に馬を書き奉納する習わしが出来たことが現在の絵馬の原型であるとされています。 貴船神社には「神馬の絵馬」「竜神様の絵馬」「和泉式部の絵馬」と3種類の絵馬があります。 自分が気になる種類の絵馬に願いごとを書いて、心願成就しましょう!
さてさて、この京都の貴船神社はおみくじも有名。 水占いというやり方で、おみくじを境内の水につけて占うのです。 初めは真っ白だった紙が、水につけるとあら不思議!文字が浮かび上がってくるのです。 とても面白いので、ぜひ参拝した際には試してみてくださいね!
貴布禰総本宮 貴船神社
所在地:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
URL http://kifunejinja.jp
ライター紹介
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- みーこ
- スピリチュアルカウンセラー・講師、フリーライターをやらせてもらっています。 主婦でもあり、趣味は、読書、旅行、音楽(J-pop)、美容、占いなどです。 楽しく生活できて、生きるヒントを伝えていけたらなあ、と思っています(^^♪
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