今戸神社は東京都台東区今戸1丁目にある神社です。源頼義と義家が京都にある石清水八幡宮を浅草に呼び込み、今戸八幡として創建したといわれています。そして昭和12年7月に、隣接していた白山神社を合祀し、今戸神社と改名しました。 今戸神社は、人形としての招き猫発祥の地といわれています。その理由は、次の言い伝えが残っているからだそうです。
江戸時代の終わりに一人のおばあさんが浅草に一匹の猫と一緒に暮らしていました。しかし、そのおばあさんは貧しさのため可愛がっていたその猫を泣く泣く手放すことに!すると、その飼っていた猫がおばあさんの夢の中に出てきて「私を人形の姿にしてください。そうすれば、必ず福徳が授かります。」と言いました。おばあさんは、その夢のとおりに招き猫の人形を今戸焼きで作って浅草寺の参道で売ると、これが大受けして大人気になったそうなのです。それがきかっけで、今戸神社は招き猫発祥の地となりました。
今戸神社といえば、本殿の階段の下にある2匹の招き猫の石碑「石なで猫」も有名。右手を上げている猫は「金運」を運び、左手を上げている猫は「良縁」を運ぶといわれています。この石なで猫を撫でた後に、携帯の待ち受け画面にして毎日祈ると願い事が叶うという都市伝説もあります。実際に石なで猫を待ち受け画面にしたところ、宝くじで1億円以上当たったという報告が相次いでいるそうですよ!ちなみに、筆者も携帯のホーム画面とPCのホーム画面をこのなで猫にしました。思い返すと携帯のホーム画面を変更した時からお金に困らなくなった気がします!
今戸神社は新撰組の沖田総司の終焉の地であるともいわれています。結核を患っていた沖田総司の主治医であった松本良順が今戸神社を仮の住まいとしていたためです。そのため、新撰組好きの女子が聖地巡礼のために今戸神社を訪れることも多いそうです。
さて今戸神社には、至るところに猫の置物が置いてあります。猫好きには、たまらない神社ですよね。
御朱印帳もやはり招き猫!青色、水色ピンク色と3種類あります。筆者は、青色を選びました!可愛くてお気に入りです♪
ちなみに、この招き猫は今戸神社のキャラクターで「なぎちゃん」と「なみちゃん」と名付けられているそうです。今戸神社の祭神が、伊弉諾尊(いざなみのみこと)伊弉冉尊(いざなぎのみこと)という夫婦の神様なので、それが名前の由来。そして、これが今戸神社が縁結びの神社と言われている由縁です。
今戸神社に行くと、見かけた人が幸せになる「なみちゃん」という実在する白猫に運が良ければ出会えます。筆者が訪れた時には、姿を見ることができませんでしたが、なみちゃんに出会った際には、写真を撮って待ち受け画面に設定すると良いそうです!
この神社は、七福神の一つである福禄寿(ふくろくじゅ)も祀っています。福禄寿は、幸福・封禄(財産)・健康を伴う長寿の三徳を具現化した神様。浅草には、七福神を祭神としている神社がたくさんあるので、七福神巡りをしてみるのもいいですね!
今戸神社
所在地:東京都台東区今戸1丁目5-22
URL https://imadojinja1063.crayonsite.net/
ライター紹介
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- みーこ
- スピリチュアルカウンセラー・講師、フリーライターをやらせてもらっています。 主婦でもあり、趣味は、読書、旅行、音楽(J-pop)、美容、占いなどです。 楽しく生活できて、生きるヒントを伝えていけたらなあ、と思っています(^^♪
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