東京大神宮は、東京都千代田区にある縁結びで有名なパワースポット。縁結びでは、東京で一番といわれているほど人気があります。筆者は東京大神宮の近くの会社に勤めていた事があるのですが、その会社では社内恋愛している人や社内結婚をした人が多く、もしかして近くに東京大神宮があるからかも!と密かに思っていました。近くの会社に勤務していたもののそういえば一度も参拝した事がなかった、と思いたち急遽女友達と参拝しに行くことに!
平日のお昼過ぎに訪れたものの、さすが縁結びで名高い神社。境内には若い女子がたくさんいました。東京大神宮には、なんと40種類もの多様な種類のお守りがあるそうで、そのほとんどは縁結びや恋愛成就のお守りなのだそうです。なかでも、スズランの形をしている「縁結び鈴蘭守り」や恋愛のアドバイスが記されている「恋みくじ」が人気のお守りです。
東京大神宮は、別名「東京のお伊勢さん」とも呼ばれています。それは東京大神宮の御祭神が、天照皇大神(アマテラスオオミカミ)豊受大神(トヨウケノオオカミ)であるため。天照皇大神は伊勢神宮の内宮に、豊受大神は伊勢神宮の外宮に祀られている神様です。
東京大神宮は、伊勢神宮の遥拝殿(遠くにいる神を拝むために作られた建物)として、明治13年に創建されたのです。そのため、東京大神宮を参拝することによって伊勢神宮を参拝することと同じ効果が得られるとされているのです。
また主祭神に加え、日本神話で初めて生まれた神とされている造化三神(ぞうかさんしん)と呼ばれている、天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)、高御産巣日神(タカミムスビノカミ)、神産巣日神(カミムスビノカミ)と倭姫命(ヤマトヒメノミコト)を祀っています。
なんと倭姫命は、卑弥呼であるとされている説も!東京大神宮には、とてもパワフルな神々が祀られているのです!
東京大神宮が、縁結びのパワースポットであるとされている由縁は、皇室以外の神前結婚式をはじめて行った神社であるため。明治33年に、のちの大正天皇である明宮嘉仁親王と九條公爵家令嬢の九條節子(後の貞明皇后)の結婚式が執り行われました。その後、嘉仁親王と節子妃の結婚の儀をもとに東京大神宮が神前結婚式を創設し、それが一般の人たちにも広く普及していったのだそうです。
神前結婚式はじまりの場所でもあるとは、東京大神宮が縁結びのパワースポットとして名高いのも納得ですね!
さて、東京大神宮は都会のオアシスのように緑が生い茂り自然が豊かで、境内には御神木や「せせらぎ池」という小さな池もあります。御神木は、携帯の待ち受けにすると良い事が起こるという噂があります。そして「せせらぎの池」の前に立つことで、恋愛のマイナスな悩みを祓い、浄化してくれるといわれています。
筆者も恋愛の悩みがあるわけではなかったのですが、この場所でとても浄化されて清々しい気持ちになりました。都会のオアシスであり、強力なパワースポット東京大神宮に訪れた際にはぜひ癒されてみてくださいね!
東京大神宮
所在地:東京都千代田区富士見2-4-1
URL http://www.tokyodaijingu.or.jp/
ライター紹介
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- みーこ
- スピリチュアルカウンセラー・講師、フリーライターをやらせてもらっています。 主婦でもあり、趣味は、読書、旅行、音楽(J-pop)、美容、占いなどです。 楽しく生活できて、生きるヒントを伝えていけたらなあ、と思っています(^^♪
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