あなたは、目の前で起きている三次元の出来事とは別の映像(ビジョン)を、見たことがありますか?人は、未来予知や違う場所で起きている出来事を、前頭葉の前あたりの場所で見ることがあります。今回は、「透視」体験をご紹介します。
体験談:東京都在住 女性 NKさん
皆さんは、透視って信じますか?
私も意識していたわけじゃないんですが、やってみようとしたらできたので、できる人は意外に多いのではないかと思っています。それが、別に大層な要件で見えたわけでなく、まったく日常の出来事でした。
友達と待ち合わせをしていたら、相手が遅れてくると電話で言っていたので(当時は携帯電話というものがなかったので、一度相手の家に電話をしたら、30分くらい遅れるので駅ビル付近で待っていてと言われ)、駅ビルの付近をうろうろしていたんです。
「あいつ早く来たらいいのに、ああ、あいつが今何しているのか見たいなぁ」なんて思って、駅ビル内の喫茶店に入ってレジで会計をしていたら、相手の姿がいきなり目の上のほうにビジョンとして現れまして…
そのビジョンでは、友達が慌てて改札から出て来て、私の姿を探してキョロキョロしているのですが、見当たらないとわかると、キヨスクでガムを買って、余裕ぶった顔で駅の柱のところに立って私を待っているようでした。
ところで、こういうビジョンが眼前で見えているので目の前は二つ画面があるような状態になっているわけです。レジで値段言われた気がしたんだけど、ビジョンが邪魔をして値段が見えない!
「え?」みたいな。
「ちょっと待ってください」とは言えないので、「ちょ、ちょ」と言っていると店員さんが「400円になります」と言ってくれたけど、絶対変な人だと思われたに違いない。
そうして、改札付近に歩いていくと友達が柱のところで、
「さっきから来てたんだけど、あんた来なくてさ~」と言ったので、
「いや、今来たじゃん。走って改札から出てきて、キョロキョロした後、そこのキヨスクでガム買ってここに立ったんだよね」と答えると、
「見てたの?!」と驚かれたので、
「見てないけど、見てたとは言えるかもしれない…」
と言った後で、先程のビジョンを話しても「そんなわけないよ!どこかで隠れてみてたんだろ!」って言われて。
でも、見えちゃったものは見えちゃったのでしょうがない。
それからというものの、同じように違う友達が来るのが見えて、服を当てたり。
どうも、いろいろ試した結果、私はリアルタイムで距離が離れたところのものを見るのは得意らしいです。
逆に、過去を見たり未来を見たりするのは試してみましたが、過去を見るのは怖いのであまりやらないようにしました。未来は、無意識でしか当たらない。。。
他にもいろいろ試したので、それはまた次の機会にお話します。
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見てみたいと思ったら見れてしまった、離れた場所で起きていることへの透視。本来、人間には、こういった能力は生まれた時から備わってはいるものの、使い方がわからずに使いこなせていないといわれています。
もし、この能力をすべての人が普通に使いこなせるようになる日が来たら、どうしますか?
あなたの日常も、恋人や家族に例え嘘をついていたとしても、すべてが丸見えとなる世界。
嘘偽りのない、ありのままの自分で生きることが推奨されている世界の裏には、こういった透視がすでにできる人たちもいるということを、忘れずに生きていきたいものですね。